既にして欲しいものはクリックで自宅に届く時代,そしてここ2-3年は,突如として米国の真似事としてBlack Fridayなるものが始まり,すっかり定着した感じがします。
このコンデンサマイクロフォンは30%の値引きとあって,2本ポチッと。後日,これでピアノを録ってみましょうか。
それで,伊丹空港から市内へのバスの中でスマートフォンを触っていたら見つけてしまい,中間サイズのスーツケースも持っていていいかなと,こちらも30%値引きでポチッと。もうしばらく買い物は控えないと生活できなくなってしまいます。
それで,ハンブルグのSteinwayばかりですが,4台ほど弾かせていただきました。
(1)モデルB 1960年代のものと思われます。弾いた感触はこれが最も快適でした。やはり210cm以上であれば低音の奥行き感が強く出るものでないと意味がない。
(2)モデルB 1990年代前半のものと思われます。
(3)モデルB 1990年代半ばのものと思われます。意外にも,弾いた感触よりも録った感触の方が心地よい気がします。
(4)モデルC 年代は不明ですが,調律ができていないピアノということと,響板が振動しないので,ちょっとポンコツというか素材がお疲れモードですね。同じように造っているはずなのに,耐久の度合いはバラバラです。
これは山葉にも言えることですが,新品の時には良い素材感が出ていても,10年もしないうちにヘタってくるものがあります。楽器は恐ろしい。
気がつけばもう師走。