オークランドから帰国してすぐ,沖縄に飛んできました。
9月の海。
続けて京都に。
そうそう,こんな戴き物を。スマートフォンの振動を木材に伝えてアンプリファイアさせるという,ナチュラルスピーカ。職場に置きました。面白いものを下さった方,有難うございます!
そしてロサンジェラス経由のシアトル経由のバンクーバー,そしてポートランドに,でも1週間だけ。
Mt.Hood,まるで富士山様かと。
シアトル・タコマ空港にはアマゾン飛行機が。ウィングレットの有る機体(奥)と無い機体(手前),両方767でしょうか。
シアトル→バンクーバーの風景。
バンクーバーでは美味しいステーキ屋さんにも。それで,車を借りて,Whistler(ウィスラー)というスキー場にも行って来ました。出てきたのはトヨタのカムリ。日本人に日本車貸して楽しいと思う?! 2019年製なのに(米国仕様はハイブリットでは無いようでしたし)なぜか驚くほど燃費が非常に悪く,いえ本当に驚きました。飛ばしまくったとはいえ,リッター5Kmとかそんな感じで。
続いてシアトルから車を借りてポートランドに。FordのFusionという車にしました。(ハワイもそうでしたが,米国のレンタカーの多くは,モータープールから自分の好きな車を選んで出発します!)こちらは車の重みが感じられて(BMWを運転したことがある方ならわかるでしょう)素晴らしく快適で運転が楽しく,おまけに燃費もカムリの倍は良かった気がします。
同僚の弟さんがポートランドにお住まいで,ご自宅にご招待いただいたうえに,お手製のコース料理を振舞って下さいました。同じことが誰かにできるかといえば,同じレベルの料理は難しくても,きっとなんとかできるでしょう。
シアトルの航空博物館にも一応行って来ましたが,私にはあまり面白くないというか,もっと知りたいことあるなと。
駆け足の旅でした。
カナダもそうですが,最近,入国スタンプを省略する国がますます増えてきました。なのでパスポートにたまるスタンプは,アジアが多くなってきました。欧州も何カ国訪れても入国と出国でひとつずつですし。
それで,今回の北米・カナダでも,いろいろピアノに触れさせていただきました。ここでは4つ音色を掲載させていただきます。どれも個性が明確で素晴らしい。
(1)まずは新品のベーゼンドルファー225,新しいベーゼンは色々ネガティヴなことが言われますけど,それでもベーゼンらしさは満開ではないですか!
(2)それで,ベーゼン225でもこちらは45年前のもの。確かに高音部はバロック的な香りがしますが,すぐにでも一緒に生活したくなるような素敵な色が見えます。新しい方よりだいぶ良いでしょ?! 特に低音部のベーゼンらしさはまるで290インペリアルと同じ振動を感じます。最高ですよ。
(3)古いピアノといえばこちらは90年前のピアノの箱に,ハンマーやアクションなどもちろん弦もリニューアルしてありました。でも箱がいいと今でも現役でいけますね。よく「いい時代のスタインウェイ」なんて言われ方を耳にしますが,確かに現代の深みやまろやかさとは違い,ほほーッ,戦前のスタインウェイが目指した色が見て取れる気がします。
(4)最後は,コンサートグランドのモデルDです。スタインウェイの。まだ15年しかいない「子供」なのですが,低音部はさすがに物理的な長さをゆうするだけのことはありますね。ただし,どこか特定はしませんでしたが,低音部のどこか(1音あるいは複数音)でダンパーがうまく止まっていないために,他の音を拾ってきて振動し続けているところがあると思います。こんなのはダンパーの調整で直るものです。